5月に入り、どんどん暖かくなり、花や緑が綺麗なシーズンになって来ました。
お家の外に緑があることで、心が落ち着き、安らぐだけでなく、
樹木は適度に日差しや風などの影響を和らげてくれます。
でも、単に好きな植栽ばかりを集めて植えると、全体的なバランスが悪くなったり、枯らしやすくなったりすることもあります。
「個々で見るのは良くても、お庭としてみた時に理想とは異なる形になってしまった」ということがないように特性を考えながら、植栽を選ぶことが大切です。

 

①どんなお庭にしたいか決める
植栽を選ぶときに一番に考えるのは、「どんなお庭にしたいか」ということです。

「植物が好きだから、とにかく緑いっぱいのお庭にしたい」
「子どもと一緒に植え替えを楽しめるような花壇がほしい」
「緑はほしいけど、日々の手間やメンテナンスは少なくしたい」など

どんなお庭にしたいのか、お庭で何がしたいのかはお客様ごとに異なります。
まずはお庭のイメージづくりから始めてみてください。

 

②植える場所の特徴を掴む
お庭のイメージが決まったら、植えようと思う場所がどんな所なのか考えます。

「日当たりは良い?」
「お家の外からも見えやすい?」
「スペースの広さはどれくらい?」など

植物によっては日向よりも日陰を好んだり、
寒さに強かったり、乾燥に弱かったりなど…
植える場所の特徴を考えて、植栽を選ばないと、上手く育たず、枯れてしまいます。
たまにお客様の中に、「うちは日当たりが悪いから植物は育たない」と植栽を諦めている方もいますが、日陰を好む植栽を選べば、元気な植物をお庭で楽しむことができます。

また、お庭が外から見えやすい場所になり、外からの視線が気になるという人は植栽を組み合わせて、外からの視線を遮るようにすることも可能です。
植栽は観賞用だけでなく、お庭の空間を分けることにも活用できます。

 

③植栽を選ぶときは大きさものから順に考える
植える場所の特徴が分かったら、ついに植栽選びへと移ります
その時に大切なのはサイズの「大きい植栽から小さな植栽の順で選んでいく」ということです。
いわゆる大きい植栽はシンボル・メインツリーと呼ばれ、その場所で一番目立つ存在になります。

「常緑樹、あるいは落葉樹にするのか」
「実のなる果樹、花が咲く樹木が良いのか」など

お庭のイメージを大きく左右する植栽となるので、しっかり考えてみてくださいね。
シンボルツリーが決まれば、それよりも少し背の低い中低木や低木、そして多年草、宿根草などと決めていきます。
植栽の高さを上手に調整することで空間がより立体的となり、自然な雰囲気をつくれます。

植栽があると、毎日の生活にちょっとした癒しを与えてくれますよね。
特性にあった植栽を選ぶことでお庭のイメージがグッと良くなります。
植栽の詳しい種類や自分に合った植栽を見つけたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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